株式会社 福山コンサルタント

 当社は、昭和24年3月に福岡県筑豊の地で創業して以来、常に変化を続ける建設分野の社会的ニーズに新しいアイデアで応え続けてまいりました。その中でも特に「道路・交通・鉄道の福山コンサルタント」として顧客の皆さまにご愛顧頂いてまいりました。
 当社の事業の核となる交通、都市・地域計画、道路設計、環境、構造物設計および事業マネジメントの各分野のほか、海外事業等の新規事業にも積極的に取り組んでいます。

【地域活性化】

・江東区「旧中川・川の駅」

 東京都江東区の北東部にある大島地区では旧中川と小名木川が合流しており、かつて江戸を出入りする船を取り締まるために「中川番所」が置かれました。現在では跡地付近に中川船番所資料館が立地しています。
 江東区では、新たな水辺のにぎわい拠点として「旧中川・川の駅」を中川船番所資料館前に整備し、2013年3月に開業しました。
 当社では、「旧中川・川の駅」の企画段階から、4つの構成施設(水陸両用バス用スロープ、和船・カヌー乗船場、にぎわい施設、川床)の設計、開業時のオープンイベントの運営までを手掛けました。


【景観計画】

・八代市景観計画

 熊本県八代市は西に八代海、東に九州中央山地を擁し、城下町から球磨川や川辺川沿いの山間部、八代海の海岸線に至るまで多様な景観資源を有しています。
 この恵まれた自然環境、歴史文化遺産の保全と継承を図りながら、地域の特色を活かした良好な景観形成を推進するため、八代市独自の景観形成方針等を定めた「八代市景観計画」を2020年4月に策定しました。
 当社では、各種調査や市民ワークショップ等を基に市民意見をふまえた計画骨子案を作成したほか、景観計画市民版や事業者向けの景観形成ガイドラインを作成して広報支援を行いました。


【都市施設の計画設計】

・宮崎県日向市駅周辺地区整備

 宮崎県北部に位置する日向市の中心駅である日向市駅は、2006年に高架化による新駅舎が開業しました。この新駅舎の建設に伴い、駅前広場や周辺地区との一体的な整備が進められました。
 当社では、駅前広場や自転車・歩行空間等の都市施設について、景観検討を行いながら、概略設計から詳細設計までワンストップで対応できます。日向市駅では、駅前広場基本設計を担当しました。
 日向市駅および駅前周辺地区のデザインは、2014年に都市景観大賞「都市空間部門」の大賞(国土交通大臣賞)および土木学会デザイン賞2014最優秀賞を受賞しています。